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2021.2.3「オリジナル漆喰」

皆さん、こんにちは!

『はじめてのお家探し相談窓口』松本です。

・ 漆喰の歴史 ・


漆喰の主成分は石灰岩。その石灰岩や貝殻を窯で焼くと、「生石灰」(炭酸カルシウム)になります。

これに水を加えると、発熱膨張して「消石灰」(水酸化カルシウム)に化学変化します。

この消石灰に、ぎんなん草などを加えたのものが漆喰です。

漆喰に水を加えて壁に塗りつけると、乾燥して空気中の二酸化炭素と化学反応し、再び元の石灰岩と同じ成分の炭酸カルシウムに戻っていくのです。

これは中学校の化学の授業で習う「酸化と還元の法則」です。

つまり、漆喰の壁=石灰岩です。

いわば、カルシウムに固まれて暮らしているようなものですから、安全性は抜群です。

    

・ 無添加住宅オリジナル漆喰ができるまで ・


漆喰の歴史はとても古く、世界中で使われてきました。

今から5千年前のエジプトのピラミッドの壁に使われたのが漆喰の起源のようです。

古代ギリシャやローマ時代の建築物にも使われていたことはアクロポリスの神殿やポンペイの遺跡からも判明しています。

これらの文明では、漆喰は絵の具を石灰に染み込ませて壁を装飾する手法が使われたようです。

これが後に、イタリアルネッサンス時代のフレスコ画として確立されました。

一方、アジアでは中国の万里の長城にモルタル、つまり煉瓦をつなぐ接着剤として漆喰が使われていたようです。

日本では、戦国時代に城郭(じょうかく)建築のため石灰と海草糊を混ぜて使う独自の漆喰工法が確立されました。

漆喰が城に使われたのはその優れた防火性と耐久性のためです。

これらの長所を生かして、江戸時代には裕福な商人屋敷の土蔵や神社仏閣に使われるようになりました。

  

・ 漆喰の特徴 ・


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漆喰は、見た目の輝きや、質感、メンテナンスが簡単なのはもちろん

「結露抑制」「カビ・ダニを抑制」「火に強い」「化学物質を吸着分解」「省エネ電力を16%削減」

「固まった漆喰の成分は炭酸カルシウムなので食べられるほど安全」です。

 

 

ヒト・コロナウイルス
「無添加住宅オリジナルしっくい」に付着させる試験を行い、「5分間でウイルスを100%不活化(死滅)する」ということが、バイオメディカルサイエンス研究会の試験結果で明らかになりました。

  • ※ ヒト・コロナウイルス(HCoV-229E)は、新型コロナウイルス(COVID-19)とは異なるウイルスです。

    また100%死滅は、検出限界以下であることを示しています。

  • ※ 今回の試験は、「テストピース」を用いたもので、建物の性能を示すものではありません。

ウイルスの不活化試験結果


今回は、消石灰が主成分の無添加住宅オリジナルしっくいにヒト・コロナウイルス(HCoV-229E)を付着させて試験を行いました。

ウイルスはオリジナルしっくいに付着させてから5分後には、完全に死滅するという結果になりました。

この試験結果から、エンベロープを持つ他のエンベロープウイルスにも同様の効果が期待できるものと考えています。(今回の試験は、新型コロナウイルスと遺伝子情報が90%合致している「ヒト・コロナウイルス」を用いての試験結果です。)

また、米国立アレルギー感染症研究所の見解では、新型コロナウイルスがプラスチックやステンレスに付着した場合、生存期間は3日以上と言われています。その見解を踏まえても、オリジナルしっくいが有益な性能を持つことがわかりました。

※本試験はISO18184に準拠したものです。但し、ヒト・コロナウイルスが5分間で不活化した結果に関しては、基準外での試験結果となります。
※弊社のしっくいは、ウイルスを不活化する作用を有していますが、感染予防を保証するものではありません。

   ※実験イメージです。

              

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